「シャネル(CHANEL)」2020年春夏コレクションショーがフランス・パリで行われた。フィナーレに差し掛かるとグラン・パレ(Grand Palais)通りの屋上を再現したステージを歩くモデルの列に、ツイードのセットアップを着た観客が乱入した。
乱入したのはインスタグラムで19万以上のフォロワーを持つユーチューバーでコメディアンのマリー・ベノリエル(Marie Benoliel)。彼女はステージに上がると、動画にアップされるのを求めているかのように観客を見渡し、ポーズを決めた。
ショーのモデルを務めていたジジ・ハディッド(Gigi Hadid)が、彼女の肩に手を置きバックステージへと促した。
フロントローでショーを鑑賞していたカーディ・B(Cardi B)は自身のインスタグラムで「ショーは素晴らしかったわ。誰かさんが飛び込んできたときは、少し怖かったけれど」とコメントした。
米インスタグラムに彼女の動画を投稿すると、ベノリエル本人から「それ、私よ」とハートマークの絵文字付きでコメントが投稿された。
「シャネル」は「同氏は先日も他のショーに乱入しており、この手のいたずら行為で知られる人物だ。彼女の登場は全く計画していなかった。ショーの後、警備員が出口まで連れて行った」とコメントした。ベノリエルは今週初め、ランジェリーブランドの「エタム(ETAM)」のランウエイにもシルバーの下着姿で登場している。